GOOD NEWS ／ 2021.11.11

エリック・カールの絵本の世界を体験できる施設〈PLAY! PARK ERIC CARLE〉オープン

世界中の子どもたちに愛されている絵本『はらぺこあおむし』。その作者エリック・カールの作り出す絵本の世界を体験できる場〈PLAY! PARK ERIC CARLE〉が、2021年11月12日（金）に東京・二子玉川の街にオープンした。

駅近の商業施設の中に作られたこのインドアプレイグラウンド施設では、大人も子どもたちと一緒になってエリック・カールの絵本の世界の中で遊び、学び、楽しむことができる。中に入ると、「みどりのめいろ」「ディスカバリーゾーン」「アスレチック」「オートマタ（からくり人形）」など、エリック・カールのアートがあしらわれた9つのブースが連なって構成されている。
たとえば「みどりのめいろ」はさまざまな生き物と出会える迷路になっていたり、「ディスカバリーゾーン」ではエリック・カールの絵本に登場する生き物をきっかけに自然への興味を深めることができるスペースになっている。また、スウェーデンHAGG社製の遊具で自由に思いっきり身体を動かせる「アスレチック」や、エリック・カールの得意としたコラージュや虫の標本作りなどさまざまなワークショップが開催される「アトリエ」もぜひ体験したいし、フリードリンクと絵本で休憩できる「ドリンクバー」「ひとやすみスペース」もうれしい。

エリック・カールは、自身の絵本が子どもたちにとって「かけ橋」となることを願っていたという。
「わたしは、子どもたちが人生で初めて家庭を離れ、学校に行く時期に惹きつけられています。安心していられる家、遊びと感覚の世界から、理性と抽象、秩序と規律の世界へ。なんという深淵を子どもたちは超えなければならないことでしょう。わたしは、わたしの本がその大きな溝にかかる橋になってほしいと願っています」（エリック・カール）
この〈PLAY! PARK ERIC CARLE〉は、そんなエリック・カールの信念を受け継ぐ「かけ橋」であり、子どもだけでなく大人も童心にかえってワクワク楽しめる、これまでにありそうでなかった新しい「遊びと学びの場所」。ぜひ時間にたっぷりの余裕を持って訪れてみて。

〈PLAY! PARK ERIC CARLE〉
場所：二子玉川ライズ・ショッピングセンター　タウンフロント8F
開館時間：第1部 10：30〜12：30／第2部 13：30〜15：30／第3部 16：30〜20：00
※清掃・消毒・換気時間確保の為、各回2時間の入替制で営業いたします。
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