子どもたちの存在感を捉えた横浪修「AFTER CHILDREN」展が東京・原宿で開催
先日最新作品集『AFTER CHILDREN』を刊行した写真家の横浪修が、その最新作を携えて、9月27日から東京原宿の「SPACE BANKSIA」で写真展を開催する。
『AFTER CHILDREN』はかつて「100 Children」や「1000 Children」で撮影した子どもたちの成長した姿をもう一度同じシチュエーションで撮影。子どもたちの無意識の瞬間を捉えたその2つのポートレートを対にすることで、2枚の写真の間に横たわる時間を思わせながらも、それぞれの個としての存在を際立たせている。
今回の写真展では、この『AFTER CHILDREN』のポートレートから数組を展示するほか、約90人分の対のポートレートを壁一面にずらりと並べる。
また、子どもたちが首元に野菜や果物を挟んだポートレート「Children」シリーズを始めるきっかけとなった、2007年にタイのプーケット島で撮った子どもたちの写真も展示。この写真群はこれまでの作品集の中には収録されておらず、本展でこのシリーズの原点に触れることができる。
会場では『AFTER CHILDREN』も販売(税別4500円)。会期中の10月1日(土)、2日(日)には作家も在廊予定で、『AFTER CHILDREN』購入者にはサインのチャンスも。
ぜひ、会場でChildrenシリーズの源流と最新作『AFTER CHILDREN』の世界を味わってほしい。