おこさま人生相談室 第44回-小林エリカ

おとなのお悩み

幼稚園でやたらある母親同士のお茶会やご飯会、子どものためにも、無理して参加するべき?

今回、人生相談にお答えいただくおこさまは、りおさん11歳です。通学中も歩きながら本を読むのをやめられない、大の読書家。好きな本は上橋菜穂子の「守り人」やJ・K・ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズ。マンガで今夢中なのは「鬼滅の刃」。「ワンピース」も全巻持っています。読書は同じものを何度も繰り返し読むスタイルです。

おこさま紹介

お名前:りお
年齢:11歳
生まれた場所:小さい頃は目黒にすんでいたけど
住んでいる場所:世田谷
好きな食べ物:卵料理 あとはミルクかな
嫌いな食べ物:ゴーヤとか
これまでの人生で楽しかったこと:旅行行った時 毎年幼なじみと一緒に家族で川場村にスキーへ行く。今年は受験だからまだ未定。
これまでの人生で哀しかったこと:親戚が死んだ時(ママの叔父さん)
得意なこと:工作とか裁縫とか
苦手なこと:楽器とかは弾けない
好きなこと:マンガとか読んだり
未来の夢:インテリアとか家具とかデザイン系の仕事。LIXILのカタログとかを見るのが好きで、ずっと眺めてたりする。

おこさまをよく知る人からのご紹介のことば:
「昔から好奇心旺盛で、目を離すとすぐどこかへ行ってしまう、手先がとても器用なバレエ少女。」
(保育園時代、3歳から一緒の幼なじみのことのさんより)
 
「こだわることには徹底していて、レッスンで厳しい注意を受けても、一生懸命食らいついてくる根性があります。
一方、忘れ物箱にはいつもりおちゃんの忘れ物が入っていて、細かいことにはこだわらない、おおらかな一面もあります。
『マイペース』であり、『自分』をちゃんと持っている子だと思います。」
(バレエの純子先生より)

(りおさん、以下R)

さて、今回のおとなのお悩みは?
 
Q 子どもの頃から群れるのが嫌いです。
でも、母親になってみたら幼稚園でやたら母親同士のお茶会やご飯会がある。私は一匹狼でも構わないけれど、子どものためにも無理して参加するべき?(たまみさん 31歳 東京在住)</strong>

R できそうな人とか、ふたりからとかでもはじめてみれば。
 
――まずは、みんなといっぺんに仲良くするのではなく、ひとりずつと仲良くなってみるということですね。
 
R りおも、そこまで群れたりするほうじゃないんで。
 
――そうなんですね。
 
R わいわいやるの苦手なんです。
 
――なるほど。
 
R でも一対一なら全然大丈夫だから。
 
――たまみさんは一匹狼のようですね。もし一対一でも仲良くなるのが難しいタイプだったらどうしたらよいでしょうか?
 
R コミュニケーションができないわけではないと思うから。そういうのが簡単そうな人とか、もともと仲良しだった人とか、まずは、そういう人から(話を)聞いてみたりすればいいと思う。
 
――そうしたら、母親同士のお茶会やご飯会というのは、無理して参加はしなくてもいい、ということでしょうか?
 
R けど、必要最低限だとか、そういうときは、なるべく参加したほうがいいとは思う。
 
――なぜ、参加したほうがよいのでしょうか。
 
R 話についていけなくなったりとか。あとは、そこまで関係が築けてないと困ることもあるだろうし。


りおさんによる処方箋画
ふたりで話してる絵

たまみさん、いかがでしたか?
必要最低限には、お茶会やご飯会に参加して、関係を築くのが良いそうです。
群れるのが嫌いなら、まずは一対一で話してみることを、はじめてみましょう。
というわけで、今回の、おこさまからの箴言。


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お悩みを随時お待ちしています。おこさまに相談したい方はぜひ、ペンネー ムと年齢、お住まいの都道府県を記入のうえ、こちらまでお悩みをお送りください。

絵・取材・文
小林エリカ

作家・マンガ家。新刊はシャーロック・ホームズ翻訳家の父の生と死を描いた『最後の挨拶 His Last Bow』(講談社)、はじめての絵本『わたしは しなない おんなのこ』(岩崎書店)。
著書には小説『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社、第7回鉄犬ヘテロトビア文学賞受賞)や『マダム・キュリーと朝食を』(集英社、第27回三島賞候補、第151回芥川賞候補)、コミック『光の子ども』1〜3巻(リトルモア)などがある。