この秋、面白いが詰まったワンテーマトリップ「鮭旅」へ
ひとあし早く、大自然の秋を感じるなら、いざ北海道へ。ファミリーで紅葉狩りや美食三昧、秋の露天風呂も魅力的だけれど、北海道の秋の代名詞と言えば、大海原から河川を一気にさかのぼってくるたくさんの鮭。絶景の「雲海テラス」で知られる、ファミリーフレンドリーな滞在型リゾート「星野リゾート リゾナーレトマム」では、そんな北海道の鮭シーズンを、五感で遊べるちょっと変わった1泊2日の滞在プランが登場。
新千歳空港から、車で1時間40分ほど。「星野リゾート リゾナーレトマム」の近郊には、鮭が遡上(そじょう)すると言われる鵡川(むかわ)の源流が流れていて、運が良ければ実際に鮭の泳ぐ姿も見ることができるほど自然豊かな場所。でも、「鮭旅」プランの醍醐味は、宿泊中のすべてが鮭づくしであるということ! 用意された客室は、川を泳ぐ鮭を表現した特別デザインのベッドルーム。インテリアを見渡せば鮭の姿や切り身がデザインされたカーテンやクッション、マグカップにいたるまで鮭鮭鮭! 客室の展望ジェットバスは、巨大な「いくら丼風呂」に様変わりし、鮭のナイトキャップ&パジャマを着たら、自分まで鮭になった気分…。どれも子ども達の笑顔が浮かぶ仕掛けがいっぱい。
ワークショップでは、鮭の切り身をイメージしたタイとサロン、コックコートを着用したキュートな子どもシェフに変身したら、本格的ないくらの仕込みを体験。下処理された鮭から筋子を取り出し、ぬるま湯でほぐしながら醤油ダレに漬け込んだら、翌朝の朝食には美味しい「いくら丼」として頂ける。
インドアプールを貸し切った贅沢なアクティビティ体験も、超個性的。ウエーブプールの波を川に見立て、なんと巨大な鮭みたいなSUPに乗って、遡上体験ができるという前代未聞の面白さ。子ども達のはしゃぐ顔は間違いなし。
ディナーには、鮭のさまざまな部位を使ったスペシャルなコース料理が登場。鮭型の木皿で登場するお子様プレートも、鮭のハラスやフィレ、鼻先など、部位ごとに盛り付けた鮭づくし。バリエーション豊かな味わいもさることながら、子どもへの食育もバッチリ。
これでもかというほど、鮭の愛らしさと魅力が詰まった「鮭旅」。気がついたら、家族みんながサーモンピンクに身を包んでいるかも!?
Text: MIKI SUKA