暑い夏、ちょっと涼しくなれる「オバケ?」展が開催中!
子どもたちがワクワクするような展覧会が目白押しの、東京・立川の美術館「PLAY! MUSEUM」。夏休みの今は、こわくてかわいい、おもしろくて不思議な、オバケの世界を体験できる「オバケ?」が開催中。名作絵本『ねないこだれだ』に登場する子どもをさらってしまうオバケや、ピンク色の「バーバパパ」からはじまり、人気のデザイナー、写真家や建築家、芸人などなど、あらゆる大人たちが本気で向き合った”オバケの世界”に触れることができる展覧会。
「普通に怖いオバケ屋敷」を体験した先では、落語家の春風亭一之輔が『ねないこだれだ』を朗読するちょっと怖い部屋や、詩人の谷川俊太郎の詩に息子で音楽家の谷川賢作がメロディをつけたオバケ音楽のインスタレーションがあったり、オバケ好きのグラフィックデザイナー・祖父江慎が番頭になった摩訶不思議な「オバケ湯」を体験できたりと、あらゆる角度からオバケが次々と登場。
さらに、多彩なクリエイターたちがオバケの新作アニメーションを制作したり、絵本や幽霊・妖怪の研究者たちが、真面目にオバケを考えたりと、暑い夏にちょっぴりゾクっと涼しくなるオバケの世界がてんこ盛り。展覧会場前には、大人が入ることのできない子供だけの秘密の場所「オバケ工場」なるものも! 小学生以下の入場が無料だから、夏休みの暑い日、親子でちょっぴり涼みに出かけてみては。
TOP: 「オバケ?」展 ポスタービジュアル ©︎ Keiko Sena / ©︎ 2024 A.T. & T.T.
Text: Miki Suka