クラフトの街・松本に雑貨や手芸用品のヴィンテージショップがオープン
毎年5月にクラフトフェアが開かれ、街中にはギャラリーや雑貨のセレクトショップ、個性的なブックストアにこだわりの飲食店などが並ぶ街、長野県松本。この街に、新しくヴィンテージショップ「REVONTULI(レヴォントゥリ)」がオープンした。名前はフィンランド語でオーロラの意味。
深いグリーンの外壁が目を引くお店は、もともと書店だったそう。店内に入ると、刺繍が施されたクッションが並ぶソファ、穏やかな光を放つランプが目に入り、誰かの部屋にお邪魔しているような温かい気分に。
並ぶのは主にヨーロッパ、アメリカのヴィンテージで、手芸用品やファブリック、キルトやクッション、カードやスタンプ、アクセサリー、ミニチュアなど。
それらが、まるで誰かが使っているかのように、生き生きとした姿でディスプレイされている。
「小学生の頃から雑貨や文具が大好きで、学校から帰ると真っ先に自転車で雑貨屋にむかっていました。その頃の気持ちが今もあるからか、フランスのスタンプや学校の教材で使われていたであろうイラストのカードなど、子どもがわくわくするようなものも多く扱っています」
と話すオーナーは、ファッションから雑貨、インテリアまで幅広く活躍しているスタイリストの荻野玲子さん。
「子どもにも大人にも楽しんでもらえるようなお店になるといいなと思い、買い付けているんです」
松本は、長距離バスや特急など東京からのアクセスもよく、また上高地への経由地でもあり、四季を通じてたくさんの人が訪れる街。暮らしと観光がバランスよく融け合った城下町に、是非訪れたいアドレスがひとつ増えた。