ワクワクが詰まった『エルマーのぼうけん』の世界を体感!

年をとったのらねこから、どうぶつ島に捕われているりゅうの子の話を聞いた少年エルマー。家族と暮らす家を飛び出して、りゅうの子を助ける冒険の旅に出発しますーー。1948年から51年にかけて出版された児童文学の名作、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』の3部作は、世代を超えて愛され続けるベストセラー。日本でも今年7月で邦訳60周年になる。
エルマーは冒険のなかでさまざまな困難に直面するたび、リュックから、みかんやチューインガム、ハミガキ、ブラシ、リボン、キャンディーなどを出して問題を次々と解決する。自分と異なる他者を受け入れ、争わずに知恵を使ってトラブルを解決するエルマーの姿勢は、子ども心をワクワクさせるだけでなく、大人の心にもしっかりと届くメッセージだ。

『エルマーと16ぴきのりゅう』原画 1951年 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust
Kerlan Collection of Children’s Literature, University of Minnesota Libraries, USA.

アメリカ人作家ルース・S・ガネットによる『エルマーのぼうけん』の世界が、この度、日本初となる展覧会となって登場。会場となるPLAY! MUSEUMは、シーンを分けた物語の世界を体験できる仕組みだ。作者の義母であるルース・C・ガネットによる約130点の美しい絵本原画や、作者が子ども時代に描いた絵や文章ノート、挿絵のために作られた手作りのりゅうの人形など、貴重な制作資料がと並ぶ。さらに、エルマーになって絵本の世界に入り込むように、ワニの背中をジャンプして川を渡ったり、嵐の中りゅうとともに海を超え、空を飛んだりと、冒険の旅を体感できるようなワクワクの体験も待っている。

各界で活躍する100人が冒険の書を推薦する、「ぼうけん図書館」も開館予定! さらに、ぬいぐるみ、スノードーム、冒険のおとものキャンデーや歯ブラシまで、お持ち帰りできる魅力的なオリジナルグッズも見逃せない。家族みんなでエルマーと一緒に未知なるぼうけんの世界へ、ぜひ足を踏み入れたい。

『エルマーとりゅう』原画 1950年 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust
Kerlan Collection of Children’s Literature, University of Minnesota Libraries, USA.

『エルマーのぼうけん』原画 1948年 © Dragon Trilogy Irrevocable Trust
Kerlan Collection of Children’s Literature, University of Minnesota Libraries, USA.

フェルトでできたりゅうのぬいぐるみ 1940年代

ガネットの子どもの頃の絵と文章ノート

【展覧会概要】
「エルマーのぼうけん」展
会期:2023年7月15日(土)〜2023年10月1日(日)
会場:PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F)
開館時間:10:00〜18:00(最終入場17:30 まで)
問い合わせ:042-518-9625
入場料:一般1800円、大学生1200円、高校生1000円、中・小学生600 円、未就学児無料
※日付指定券(オンラインチケット)あり。当日券でも入場可。割引制度などの詳細はウェブサイトにてご確認ください。
展覧会ウェブサイト

TOP:「エルマーのぼうけん」展 メインビジュアル

応募は締め切りました/チケットプレゼント!

本展の招待券を抽選で5組10名様にプレゼントします。
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締め切りは7月10日(月)です。
※プレゼントの当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
※応募・抽選・発送に伴う個人情報の管理・運用については当社のプライバシーポリシーに基づき実施されます。

text: Miki Suka