『MilK MAGAZINE japon』の連載「新しいファミリー映画」で、さまざまな映画のワンシーンを描いているイラストレーター安藤巨樹さんの個展が、東京・青山「ギャラリーハウスMAYA」にて開催中だ。

小説の装画や挿絵、また雑誌などで幅広く活躍中の安藤さんの今回の作品は、風景と人物。自身で撮影した写真や記憶がもとになっている。また、一枚の絵を描く途上で膨らんだイメージを次の絵に繋げて描いたという、経験と創作が混ざり合った連作のような展示になっている。

どこか懐かしいワンシーン、いつか見たことあるような風景。印象的な色彩で描かれた30数点の作品に身を委ねて味わいたい。