子どもへのクリスマスギフトって、なかなか悩ましい。特別感があってずっと大切に持てるものってなんだろう、とあれこれ思い巡らせることが多かったのですが、ここ数年は娘に〈ケーセン〉社のぬいるぐみをプレゼントしています。ドイツの老舗ぬいぐるみメーカーである〈ケーセン〉の動物たちは、つぶらな瞳がなんとも言えぬ愛らしさ。一方で、観察とスケッチを重ねて緻密にデザインされた体が、今にも動き出しそうなほどリアルなんです。毛並みもきれいで、世界一美しいぬいぐるみと評されているのも納得です。

私が子どもの頃に比べ、ぬいぐるみが安価になって手軽に手に入るようになったと感じます。大量生産されたぬいぐるみでもかわいいものがたくさんあるし、以前はしょっちゅう買っていました。でも増えすぎると、やっぱりひとつひとつを大事にできなくなってしまう。だから今は、こだわりが詰まったぬいぐるみを、クリスマスなど特別な時にだけに迎え入れるようになりました。毎年コレクションが増えていくのがまた楽しくて。

クリスマスも目前ですね。今年もそろそろ、買いに行かなくては（狙っているのは柴犬です）！（M）