やさしく光る星がおはなしの時間によりそう「えほんライト」
小さいころ、寝る前に本を読んでもらった思い出を持っている人は多いだろう。親になれば、そのひとときはまた子どもと過ごす大切な時間となる。そんなおやすみ前の読み聞かせの時間を素敵に演出する「えほんライト」が発売されている。お気に入りのぬいぐるみに取り付けることができる、読み聞かせ専用の照明だ。
この「えほんライト」を開発・販売している〈マーナ〉は、1872年創業の生活雑貨メーカー。暮らしを楽しく快適にする、シンプルなデザインでちょっと気の利いたアイテムを作ってきた。
開発のきっかけは、担当者が友人から聞いた「お気に入りのぬいぐるみにライトを持たせることで、単なる読み聞かせがかけがえのない時間になるんだよ」という言葉。そこで読み聞かせ事情をリサーチしていくと、意外にも「スマホのライトを使っている」という声もあったそう。
そういったリアルな声をもとに3年半をかけて制作したという「えほんライト」には、親子の時間を心地よく演出するためのさまざまな工夫が凝らされている。ベルト部分は様々な形や大きさのぬいぐるみに簡単に取り付けられるように試作を重ね、ライトは子どもにとって「光る」ものとしてイメージが繋がりやすい星の形を採用しながらも、均等に光を放つように調整。プラスチック製の星にはシリコンカバーをつけることで肌あたりもやわらかに。パッケージにも注目だ。まるで絵本のような箱の中に星形のライトがおさまっている。商品に込められた思いやこれを使うシーンがイメージできて、ギフトにもぴったりだ。
お気に入りのぬいぐるみがやさしく光る星を身につけて、眠りにつく前のおはなしの時間を一緒に過ごしてくれる。それは、子どもにとって大切な記憶になるだろう。