静かな絵本の世界を「酒井駒子展」で体験して
今春、東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催された「みみをすますように 酒井駒子展」が、同美術館にこの秋帰ってくる。
酒井氏初個展となる本展では、20冊を超す絵本作品を中心に、厳選された約250点の原画を展示。しかもこの秋の展示では、雑誌「母の友」の表紙原画15点も追加となり見逃せない。
『森のノート』原画(筑摩書房、2017年)
『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(ともに偕成社)などで知られる絵本作家・酒井駒子氏は、その穏やかで優美な絵と詩的な文が人気を博し、国内だけでなく海外でも高い評価を得ている。酒井氏が描く、静謐で美しい子供や動物たち。本展ではその繊細な表情を鑑賞できる。
『よるくま』原画(偕成社、1999年)
会場は「ある日」「ひみつ」「こみち」といった6つのエリアに分けられ、まるで森を散歩するように、唯一無二の酒井作品の世界観を存分に体験できる。
もういちど「みみをすますように 酒井駒子展」 展示風景(撮影:吉次史成)
さらに会期中は、併設施設でもさまざまな関連イベントを展開。美術館の屋内広場〈PLAY! PARK〉では、酒井氏独自の黒塗り画法のワークショップが開催。また〈PLAY! CAFE〉では、酒井作品の人気キャラクターを模したオリジナルメニューが提供され、「よるくま」カレーや「ロンパーちゃんとふうせん」のパフェを味わえる。
PLAY! CAFE もういちど「みみをすますように 酒井駒子展」 オリジナルメニュー 「ロンパーちゃんとふうせん」パフェ
同時開催の年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展も開催中(~2022年4月10日)。来場者自身がぐりとぐらになりきって、四季折々の絵本の中を歩く。世代を超えて愛されてきた「ぐりとぐら」シリーズだからこそ、子どもも大人も楽しめる内容となっている。
MilK JAPON WEBでは、この展覧会を楽しめる〈PLAY! MUSEUM〉招待券を、抽選で5組(10名)にプレゼント【プレゼント募集は終了しました】。
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