〈ディオール メゾン〉より、本物そっくりの食べ物が乗る陶器コレクションが登場

ディオール〉のライフスタイルラインである〈DIOR MAISON(ディオール メゾン)〉が、18世紀の“だまし絵”へのオマージュとして、陶器オブジェの新コレクション“トロンプルイユ”を発表した。アートとクラフツマンシップを横断する本コレクションは、メゾンのアーカイブと豊かな創造性を背景に、日常のモチーフを詩的に昇華させたピース。思わず、かわいい!と手に取りたくなるものばかり。

© DIOR

インスピレーションの源となったのは、1975年のアーカイブ。繊細なプレートの上には、クルミやクロワッサン、アスパラガス、卵といった食材が、本物そっくりに形作られて、視覚的な錯覚を生み出す。なかでも卵は“再生”の象徴として、ジョナサン・アンダーソンが〈ディオール〉で初めて手がけたショーの招待状にも用いたモチーフであり、始まりを告げるメタファーとしてコレクションに奥行きを与えている。

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さらにプレッツェルやラディッシュ、イチゴ、バナナといったモチーフも加わり、遊び心と美食の喜びが交差するラインナップ。装飾性とユーモアを兼ね備えた世界観に目が離せない。

© MAX CORNWALL

陶器の制作はイタリアの工房で行われ、職人たちの手仕事によって一点ずつ仕上げられている。手彫りの型による成形から、削り、磨き、研磨を経て、3度の焼成でフォルムを確立。その後、ニスとエナメルを巧みに重ねる彩色工程によって、卵の殻の繊細な質感に至るまでリアルに表現される。高度なサヴォワールフェールが、オブジェに生命感を宿す。

© DIOR

手仕事の美しさとフォルムの詩情が響き合う本コレクションは、5月より「ハウス オブ ディオール ギンザ」にて発売予定。アートピースのような存在感で、ファミリーの日常にやさしい彩りを添えてくれそう。

© MAX CORNWALL

【問合せ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947

Text: Miki Suka