〈ベビーディオール〉より、子どものためのビューティーラインが登場
かけがえのない子ども時代を、数々のコレクションのインスピレーション源として大切にしてきた、クリスチャン・ディオール。ベビーと子どものためのコレクション〈ベビーディオール〉より、このたび子ども用のフレグランスとスキンケア商品が店舗限定で発売された。
子どもにとっては、香りをまとう最初の一歩となるファーストフレグランスを手掛けたのは、世界のファッションメゾンのヒットフレグランスを手掛けてきた、ディオール パフューム クリエイティブ ディレクターの、フランシス・クルジャン。
彼が目指したのは、香水とは異なる、いつの日か香水になる予感を秘めた香り。そして、子どもの笑い声のように美しい香水。
みずみずしい洋梨とグリーン、やさしいワイルドローズ、そしてムスクにそっと包まれるようなオードゥソントゥールが生まれた。ふっくらとしてやわらなかベビーの頬をイメージさせながら、その香りはシンプルで洗練されている。
アルコールフリーかつ成分の98%が自然由来のフレグランス。小さな子どもの繊細な肌にもやさしく、ベビーにも安心して使うことができる。
フレグランスに加えて、泡タイプの洗顔料「ラ ムース フォンドン」、クレンジング水「ロー フレッシュ」、乳液の「ル レ タンドル」の、スキンケアも登場。フレグランス同様、フランシス・クルジャンが手がけたフルーティー フローラルムスクの香りが、このスキンケアにもやさしく香る。そして、皮膚科医の監督のもと、肌に対する化学的なアプローチを何よりも大切にしている。すべてのアイテムが、自然由来成分95%以上含み、繊細な肌を保護しながらも繊細な肌を整えてくれる。
〈ベビーディオール〉のデザイナー、コーデリア・ドゥ・カステラーヌが特別にデザインした、愛らしいトワル・ドゥ・ジュイをまとったパステルカラーのボトルも魅力的。そこには、生き生きとした動物たちと共に、クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごしたグランヴィルの庭園も描かれている。
子ども時代をそのまま描いたかのようなピュアなアイテムたち。大人もついついまといたくなってしまうほどの、魅力あふれる香りだ。
Text: Miki Suka