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DATE: 2019.03.07

島根県立石見美術館でコレクション展「森鷗外と宮芳平」が開催中

画家・宮芳平と小説家・森鷗外の交流に焦点を当てたコレクション展「森鷗外と宮芳平」が島根県立石見美術館で開催。宮芳平の作品を中心に、二人に所縁のある画家たちの作品を展開。
コレクション展「森鷗外と宮芳平」
宮芳平《自画像(眼を病める)》(1935年)

新潟県魚沼市出身の画家・宮芳平と、宮の成功を父のように見守り続けた小説家・森鷗外の交流にフォーカスしたコレクション展「森鷗外と宮芳平」が、島根県立石見美術館で開催中。宮の油彩画や銅版画のほか、二人に所縁のある画家たちの作品を約40点展示しています。

東京美術学校西洋画科に在学中、出品した《椿》が秋の文展(文部省美術展覧会)に落選し、結果に納得のいかなかった宮が審査員を務めていた森鷗外を訪ねたことから始まった二人の交流。宮の純粋に芸術を愛する姿に胸を打たれた森鷗外は、絵を購入したりアドバイスを送るだけでなく、宮をモデルにした短編小説『天寵』も執筆しています。

のちに長野県の諏訪市に移住し、美術教師として働きながら諏訪の自然風景を描き続けた宮。戦中戦後の貧困の中で絵を描き続けるなど、決して順風満帆の画家人生ではなかったものの、その詩情にあふれた作風は今も多くの人に支持されています。

芸術家としての成功を夢見た一人の画家のヒストリー、そして親子のような深い絆で結ばれていた宮と森鷗外の関係性は、芸術に興味のあるお子さんにとってきっと刺激になるはず。2019年4月8日(月)までの開催なのでお見逃しなく。

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