Lifestyle magazine
for modern family

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DATE 2018.01.10

「夢みるころを過ぎても」のはじまり

子どもの存在はたしかに尊くてかわいい。でもわたしのすべてではない。こどもに愛を注ぐようにじぶんの人生だって愛したい。それってワガママ?!

親としてのメインストリームを歩んではいないかもしれないけれど、子どもとの暮しも仕事もかしましく楽しめるようになった3人の女たちが、絵・文章・写真とをかけあわせて綴る、親たちへの、そしてかつてこどもだった全てのひとへむけてのラブレター的作品集。とくに手さぐりの育児中、「正しい親」であろうとして知らず知らずしんどくなってしまっている女のひとにとって、つかの間の息ぬきになることができたら本望です。

 

〈作品をつくる3人〉

絵/よしいちひろ

2014年出産。ガーリーでロマンティックなモチーフを独自の抜け感で描く。エディトリアルからプロダクトまで多岐にわたるジャンルで作品を提供している。買い逃した服は「何が何でも探し出して手に入れる」派。

 

文/高原たま

2015年出産。ネムリコーヒーの屋号で珈琲豆の焙煎をしながら書籍の編集、執筆をおこなう。著書に『エプロンおじさん日本初の男性料理研究家・牧野哲大の味』。買い逃した服は「憧れをふくらませながら未練をもち続ける」派。

 

写真/松元絵里子

2016年出産。写真をベースとしながら、近年はコラージュ作品やムービー作品を発表し、幅広く活躍している。買い逃した服は「すぐにさっぱり忘れる」派。

 

〈作品の仕組み〉

1作品目)

・Aが3人の作品のテーマとなる「お題」を提示します。

・Bはお題をもとに作品をつくります。→Cにバトンタッチ

・Cはお題を念頭におきつつ、Bの作品を受けて作品をつくります。→Aにバトンタッチ

・Aはお題を念頭におきつつ、B→Cの作品を受けて作品をつくります。

・Aが提示したお題をめぐる3人のリレー作品ができあがり

2作品目はBがお題を出し、Cから制作をスタート。3作品目以降も同様に、お題の提示者と制作の順序はひとりずつずれていきます。

 

自分がお題について思い浮かべるイメージに対して他者の作品がもたらす心地よい裏切りは、そのまま、子どもとの間で無数に起こるギャップのようでもあります。子育てと同じく手さぐりではじまったリレー制作ですが、回を重ねるごとに作品と作品との関係性も濃密になってゆきます。さまざまな深化を、ともに楽しんでご覧いただけたらうれしいです。

 

*お題は月に1回、10、11、12日(3日連続)でアップ予定。

 

それではお題)松元絵里子、作品)絵/よしいちひろ → 文/高原たま → 写真/松元絵里子の順に第1回目がはじまります!

 

>>01「散歩」絵/よしいちひろ