イベントレポート!写真家・平野太呂さんと自然をめぐる写真教室『子どもたちが覗いた夏のページ』。

夏休み真っただ中の8月11日の山の日。すっかり緑が濃くなり、セミたちのにぎやかな声に包まれる公園に、子どもたちが集まりました。MilK JAPONが夏休み企画として開催した、写真家・平野太呂さんと行く、写真と自然のワークショップ『子どもたちが覗いた夏のページ』です。チェキを片手に飛び出した子どもたちには、どんな自然が見えたのでしょうか?当日の様子をレポートします!

写真家の平野太呂さんが先生役となって、子どもたちが自然をテーマに写真体験をする今回のワークショップ。撮影に出かけるのは、都内の自然豊かな公園として知られる「井の頭公園」です。イベント当日、公園からほど近い場所に位置する「パタゴニア吉祥寺店」に続々と集まった子どもたち。平野先生とご挨拶したのち、早速公園へと出発です!

10分ほど歩いていくと、都会の中にある公園とは思えないほど、自然豊かな井の頭公園に到着しました。

はじめに、自然について少しお勉強。自然科学のスペシャリスト集団「ネイチャー&サイエンス」の高野丈さんによる、五感を使った自然観察ツアーのスタートです。

普段何気なく通り過ごしてしまっている自然。でも、よく観察してみると様々な発見が散りばめられています。「みんなこの落ち葉を拾って、手で揉んで匂いを嗅いでごらん?」。高野さんのお話に興味津々な子どもたち。「いい匂いがする!甘い香り!」子どもたちから素直な反応が溢れます。

高野さんの案内のもと、子どもたちは自然に実際に触れて、今まで気がつかなかった視点や感触を掴んでいきます。

次はいよいよ平野先生による撮影体験へ。今回、撮影用に子ども達に手渡されたのは、撮った写真をその場でアウトプットできるチェキ。まずは、平野先生からチェキの使い方のレクチャーを受けます。

初めてチェキを手にする子も多かったようで、シャッターを切った途端、出てくる写真に驚く場面も。子どもたちは目を輝かせながら、浮かび上がってくる画を食い入るように見つめます。

「自分が自然だと思うもの、綺麗だなと感じるものを見つけて、自由に写真に撮ってきてください。でも、撮れる枚数は限られているので、写真の撮り方にもこだわって、大切に撮ってくださいね」と平野先生。いよいよ子どもたちだけでの撮影がスタートです!

自分の感性のおもむくまま、まるで昆虫や植物を採集をするかのように夢中で駆け回る子どもたち。「鳥の鳴き声がする!」「ちっちゃいキノコ見つけた!」大人がなかなか気づかないようなことも次々と発見していきます。高野さんによる五感を使った自然観察ツアーの経験もすぐに活かしているようです。

チェキは、実際に撮ってみて、フィルムが出てきてからでないとどんな写真が撮れているか分かりません。「先生、ぼやけちゃってうまく撮れない」そんな子どもたちの相談にも平野先生がすぐにアドバイス。「撮りたいものに近づきすぎると、ピントがぼけちゃうことがあるから気をつけて」。

最初は何を撮ろうか悩んでいた子どもたちですが、終盤にもなるとチェキの使い方もお手の物。「この葉っぱの影が綺麗だったから撮ったんだよ!」自分なりのこだわりをここぞとばかりに教えてくれる子や、「もう終わっちゃった。もっと撮りたい」なんて言っている子も。ふだん身近にあるスマートフォンやデジカメでは体験できない、アナログのカメラならではの写真体験ができたことでしょう。

 

>>次はワークショップへと移ります。

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MilK JAPON #35
AUTUMN-WINTER 2017