04 ビームスのコミュニケーションディレクターに聞く、スタイルのある家

アートがあるライフスタイル。憧れるけど子どもがいるとなかなか……、と思っていないでしょうか。そこで、生活空間になじみやすい “ 写真 ” をテーマにインテリアを考える短期連載をスタート。第四回目となる今回は、ビームスのコミュニケーションディレクターである土井地博さんのご自宅を訪問しました。

ベーシックこそ、個性が出る写真選び

アートフォトの飾り方を指南していただく本連載。さまざまなカルチャーシーンを知りつくし、自らも牽引役として活躍する土井地さん。ファミリーの写真以外で“空間を飾る”という視点で写真を選ぶ際、どんな基準で選ぶのだろうか?

「全てにおいて、ベーシックなものが好きなんです。だから、家を飾るという意味で選ぶとしたら、写真も人物モチーフのものより、ランドスケープがいいですね」という答え。

カラフルな色合いのイエローコーナーのビーチの写真はリビングに。

「楽しげだし、抜け感もあっていいですよね」(土井地さん)

「色使いがかわいくて、私も好きです」(恵理子さん)

と、おふたりとも好みがぴったり一致。

さらに、「沖縄にいった時に一目惚れした買った」というボックスのうえには「一番好きな場所」というニューヨークの写真を置いて、旅っぽさを感じるコーナーに。

「この箱、東インド会社がかつて貿易の時に荷物の運搬用として使っていたものなんですよ。絶対ほしいと思って」と土井地さん。その大きさに、恵理子さんは最初驚いたそうだが、今ではリビングのインテリアの大事な要素となっている。

インテリアは、ハンス・J・ウェグナーのヴィンテージソファや、ルイス・ポールセンのライト、アルヴァ・アアルトのダイニングテーブルなど北欧デザインの名作ぞろい。

「長く使えるものという基準でそろえました。二人が嫁ぐときにそれぞれもたせてもいいなあ、と」(土井地さん)

そんな両親を見て育ったためか、世莉ちゃん、莉央ちゃんのキッズルームもセンス溢れる空間に。カラフルなガーランドや、外国製のおもちゃ、バッグなど、ローティーンの少女らしさが満載の、かわいくて楽しい部屋だ。

そのなかには家族旅行で訪れたベトナムで買ったランタンや、七五三のときの家族写真など、ファミリーで共有した思い出がつまったものもたくさん。おしゃれで、ファミリーの愛情と温もりが感じられる土井地さん宅の雰囲気をそのまま映した子ども部屋。育った空間と、子どもの感性はどこかリンクするのだ。

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