02 仕事場を遊び場に!イラストレーター遠山晃司さんのアートな空間づくり

アートがあるライフスタイル。憧れるけど子どもがいるとなかなか……、と思っていないでしょうか。そこで、生活空間になじみやすい“写真”をテーマにインテリアを考える短期連載をスタート。第二回目となる今回は、イラストレーターであり、MilK JAPONでもダイアリーのライターを務める遠山晃司さん(遠山さんのダイアリーWhat do you see?)の自宅を訪問しました。

イラストをはじめ、グラフィックデザインなども手がける遠山晃司さん。渋谷区にあるマンションをリノベーションした住まいは、白をベースにした日当りのよい明るい空間だ。奥さまと長男の勘太郎くん(2歳ヶ月)と、吾くん(5ヶ月)の4人家族で暮らしている。広々としたLDK の一番の特徴は遠山さんのワークスペースがあることだ。

「仕事場を別部屋にして僕が閉じこもってしまうより、オープンにした方がいいかな、と。仕事をしているときは、意外と静かに見てますよ。時には一緒に並んで絵を描いたり、僕の作業を覗いたり。おもちゃを持ってきて横で遊んだり。不思議と大事なものには手を出さない」
大きな机に親子が並んで座っている様子は、とても微笑ましい。

ワークスペースは遠山さんにとってとても大切な場所。横の本棚はリノベーションする前に遠山さんが最も主張したところだという。
「本棚は僕の強い希望で天井から床まで、壁一面にしたかったんです。色も、家全体は白を基調にしてここだけ挿し色でイエローに。本がキレイで楽しげに見えるようにしたかったんです。本だけじゃなくて家族の写真や子どものおもちゃ、趣味のカメラなんかも置けるように、奥行きも通常の本棚より深くしました。家族みんなのお気に入りの場所ですね」

もう一つ、遠山さんにとって大事なのが机の前の壁面スペース。
「ここにはインスピレーションを得られるようなものをこのスペースに集めるようにしています。なので、気分や時期によって内容を替えたり並べ方も変えたり。この劇場の写真は、丸の内のイエローコーナーのアンテナショップで見つけました。ミラノのオペラ座のステージから撮ったもので、客席を見渡す空間が切り取られています。イラストを描く仕事って、ひとりでやるもので、こうして舞台に立って多くの人から見られるというシーンからは真逆にあるんですよね。自分が全く経験しない、相対するシーンを切り取ったものだからこそ、舞台に立つ緊張感や、人気のない劇場の雰囲気などを想像して、いろんなインスピレーションを得られるます」
仕事も趣味も子育ても、全て一緒の空間で楽しむ遠山ファミリーの日常は、なんとも新鮮で羨ましくもあるスタイルだ。

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MilK JAPON #34
Spring-Summer 2017