歌を詠むひと
「子育て」に終わりがあるとしたら、まもなくなのではないのかとおもうこのごろ。
「育て」ることから「見守る」にかわるという意味で。
学校でのできごと 友達とのけんか ぜんぜん話さなくなったとき
運動会 授業参観 「来なくていいよ」といいはじめたとき
かたくてあかなかった瓶のふたを「かしてみな」と簡単にあけたとき
もちろん靴のサイズはとっくにぬかされて
いろんな「ふぅん そう・・・」とおもう場面があるけど
・・・しっくりきました。このうた。
振り向かぬ子を見送れり振り向いた時に振る手を用意しながら
学校へ向かう朝 いつから振り向かなくなったんだろう。
「◯◯持ったのっ?」「持ったよ!うるさいな」なんて会話をかわして見送る背中
それでも何日かに一回は振り向く日があって その何日かに一回のために用意する手
子育ての「卒業」と「入学」の準備を同時にしているような我が家。
こんなふうに言葉の 音を リズムを 意味をあやつって
バタバタと通りすぎてしまう毎日を 少しでも残せたらいいのに
すばらしく瑞々しい きらきらにまぶしい うたがたくさんのっています。
「かーかん、はあい」
俵万智さん
「サラダ記念日」をよみ 衝撃をうけていたあのころの私とおなじ年齢の息子1へ
そしてそしておちびさんへ
たんぽぽの綿毛を吹いてみせてやる いつかおまえも飛んでゆくから
